106万円の壁、26年に撤廃へ 厚生年金、パート加入拡大

厚生労働省は、会社員に扶養されるパートら短時間労働者が厚生年金に加入する年収要件(106万円以上)を2026年10月に撤廃する方向で調整に入った。保険料負担を避けるため働く時間を抑制する「106万円の壁」とされてきた。勤務先の従業員数が51人以上と定めている「企業規模要件」も27年10月に撤廃し、週の労働時間が20時間以上の人は年収を問わず厚生年金に加入することになる。関係者が5日明らかにした。 老後の給付が手厚くなる半面、保険料負担で手取り収入が減るといった課題がある。そのため厚労省は年収156万円未満の人に限り、保険料の一部を企業の判断で肩代わりできる仕組みを検討。企業が肩代わりする割合は任意で設定できるが、全額を負担することは認めない。肩代わりを受けても将来の年金額は変わらない。時限的な措置とする。  ただ中小企業を中心に「経営体力のある大企業しか活用できず、待遇格差を招く」との批判があり、負担増となる企業への支援策も用意する方針だ。

育児介護休業法等の改正法が国会で可決・成立!2025年4月1日と2025年10月1日に施行予定!(一部を除く)。
3党協議「103万円の壁見直し」自公が見解示し歩み寄り 経済対策への明記めぐり調整

関連記事一覧

政府、ガソリン補助を3月まで延長へ 4月以降も検討

政府は年内で期限切れを迎えるガソリン補助について、来年3月末までは延長する方向で調整に入った。今月末を目途にまとめる経済対策と、令和5年度補...

【速報】台風7号が午前5時前に和歌山・潮岬付近に上陸 気象庁

気象庁によりますと、台風7号が午前5時前、和歌山県・潮岬付近に上陸したということです。  今後、近畿地方を縦断するとみられ、近畿各地の鉄道や...

新元号の発表

2019年は平成から新たな元号に切り替わる年ですが、昨日総理大臣より 新元号は混乱を緩和さすために4月1日に発表予定と報告がありました。

3日の天気 – 暖かさ一転 冬の寒さ戻る 気温の変化大きく 

春本番の陽気が一転して、各地で真冬並みの寒さになりそうです。冷たい北風も強まって、気温の変化が大きくなります。服装選びや体調管理にお気をつけ...

緊急事態、重点措置を全面解除 緩和へ飲食・劇場で実証実験 政府

政府は新型コロナウイルス対策で19都道府県を対象にした緊急事態宣言と8県へのまん延防止等重点措置について、期限の30日をもって全面解除した。