目標は現役世代の社会保険料を下げること! ……本当にそれは実現できるの?

自民党と日本維新の会は7月7日に、いわゆる「骨太方針2026」に社会保障制度改革を盛り込むとして「具体的な骨子」について合意をしたと発表しています。そこでは「現役世代との間で、年齢によらない公平な応能負担実現の観点から見直す」と明記しています。

どうやら念頭にあるのは、高齢者の医療保険負担増にあるようですが、年金生活者への負担増が現役世代の保険料を大きく下げるほどのインパクトがあるかは現状では判然としません。年金以外の収入(例えば大家さんで年収1000万円とか、大量の株主で配当だけで年収1000万円とか)が多い場合、負担増を求めるアイデアはありますが、その捕捉をどうするかは難しい問題です。

そもそも、元気で働く現役時代は「給付<負担」ですが、仕事はできず病気も多い老齢期(と乳幼児期)は「負担<給付」となるのが社会保障の構図として避けられない側面もあり、高齢者の負担増を加速させると、「自分が老人になってみたら、負担がキツい社会になっていた」という恐れもあります。

維新の資料では、医療システムの効率化(DX化)なども指摘しており、「高齢者に負担をさせて、現役の負担を減らす」だけでない議論にも期待したいところです。

食料品の消費税「来年4月から1%」に引き下げ 国民会議でとりまとめ案提示へ 

関連記事一覧

不十分な価格転嫁や賃金上昇は「悪い円安」=鈴木財務相

鈴木俊一財務相兼金融担当相は15日の閣議後会見で、原材料価格の上昇が十分に転嫁できないことや賃金上昇が不十分な環境では、 円安は「悪い円安と...

2020年椿まつり 1/13(金)~2/2(日)

来たる1/31~2/2の3日間、「お椿さん」の名で親しまれている 松山市にある伊豫豆比古命神社(椿神社)にて、椿まつりが始まります。 今年は...

4割の健保に点検要請 マイナ保険証、誤登録で 厚労省

厚生労働省は4日、マイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」に別人の情報が誤って登録された問題に関し、健康保険組合などを対象にした中間的...

ワクチン3回目接種は12月から開始!

岸田文雄首相は12日午前、参院本会議での代表質問で、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種について 「早ければ12月からの開始を想定し、準備...

愛媛県最低賃金引上げ

 2025年(令和7年)の愛媛県の最低賃金が、時間額1,033円に引き上げられることになります。これは現行の956円から77円の引き上げとな...