新型コロナ患者数 9週連続で増加 カミソリでのど切るような痛み「ニンバス」系統が流行
全国の新型コロナウイルスの患者数が、9週連続で増加しています。 のどの激しい痛みが特徴の変異株「ニンバス」とその系統が8割を占めていることがわかりました。 厚労省によりますと、今月17日までの1週間に全国およそ3000の医療機関から報告された新型コロナの新規患者数は2万2288人で、1医療機関当たり「6.3人」になりました。 9週連続で増加しています。
また、JIHS=国立健康危機管理研究機構は7月のコロナの検体を分析したところ変異株の通称「ニンバス」とその系統が増加を続けていて、全体の8割以上を占めたと発表しました。 「ニンバス」はのどの痛みなどが特徴で海外では「カミソリでのどを切ったかのような痛み」などとも表現されています。 厚労省は「現時点で、ニンバスの重症化リスクが高いなどの報告はない。これまで通り、手洗い・うがいなど基本的な対策をしてほしい」としています。